シンガポールに移住をしてみたくてシンガポールを考える
かねてより、私の人生の予定に
シンガポールに移住するという予定がある。
世間的にシンガポールは人気がある。
クリーンで都会的ということで
いつでも海外旅行のランキング上位の
常連である。
私は実際に訪れてみて、洗練された雰囲気を感じた。
東南アジアの奇跡ともいえる経済成長を遂げただけの
世界屈指の金融センターをもつだけのことではある。
そして熱帯雨林気候特有のスコールが降る日常。
一年中、常夏の気候で、エアコンがキンキンに効いていて
気をつけないと風邪を引いてしまうぐらいだ。
シンガポールへの移住するうえで特色といえば
経済的な余裕があれば非常に快適な生活が営めるということだ。
居住環境は申し分なく、立派なコンドミニアムに
メイドさんも安く雇うことができる。
衣食住での快適さは申し分ない。
世界中の料理を食することが出来、
交通の便もよく、治安においても、若い女性が夜中に
一人歩きできるほどのものだ。
そしてハイセンスな娯楽もほどよく整っており、
インターナショナルな大都会といった感じである。
しかしこのシンガポールに移住するとなると
さまざまな要件がのしかかってくる。
ここでまず第一に関係してくるのは
ビザの問題である。
ビザとは外国人が居住できる許可証である。
これがないと不法滞在となり、
即刻、強制退去となる。
自分が移住したくても、移住先の国が
受け入れてくれないと移住はできない。
片思いの移住はありえないのだ。
国家というものは外国人を受け入れる
おおまかな二つの理由をもっている。
簡単に、「はい、どうぞ移住してください」と
いうわけではないのである。
ひとつは外国人を自国の経済成長のための
労働力とすること。
シンガポールでは実に居住人口の半分近くが
外国人である。
外国人労働者がシンガポールの経済の基盤となっている。
シンガポール人はエアコンのない環境での仕事はしない。
逆にいえば、ホワイトカラーの仕事で
居住ビザを取得するのは容易ではない。
シンガポールでの多くの肉体労働は
発展途上国からの出稼ぎ者によっておこなわれている。
インド人、バングラデシュ人、フィリピン人、
インドネシア人、ミャンマー人などなど。
これらの国に代表される人々を見かけることが多い。
そして年がら年中、安い報酬で働いているのだ。
シンガポールの肉体労働のビザは簡単に取得できるという。
だが労働者の人権や保障はなにもない。
外国人労働者はあくまでも国の経済成長の
道具なのである。
外国人を受け入れるもうひとつの理由は
いわゆる投資ビザといわれるものがある。
移住先の政府に多額のお金を振り込めば
居住許可がおりるということだ。
これには多額の現金が必要である。
シンガポールでいえば数億円を要する。
シンガポールへの移住を実際的に考えてみると
ハードルは高い。
